智瀬千恵のストーリー③

プロフィール

バブル全盛期のフリーター

 

そんなこんなで、

高校卒業するころには20kg近く太ってしまった私。

 

当時はバブル全盛期。

 

そう、

女性たちがワンレンボディコンで羽根のついたセンスをフリフリしながら

ジュリアナ東京で踊っていたあの時代です。

 

高校生の子たちでも

ブランド物の洋服やバッグを持ち歩いていました。

 

就職はというと、

各企業が就職希望者を旅行に連れて行ったり、

社内パーティーに誘ったりと引く手あまただった時代。

 

多くの同級生は

銀行や一流商社への入社をどんどん決めていたなか、

 

高校の先生たちの大反対を押し切って、

私が選んだのはエアロビクスインストラクターの世界でした。

1年で卒業できる体育の専門学校に進学し

昼は勉強、夜はスポーツクラブでアルバイトしながら

インストラクター養成コースに通うという生活がスタートしたのです。

 

でも

インストラクターの世界は、決して楽ではありませんでした。

 

まだまだ

インストラクターとしての仕事は少なかったので、

 

朝はお蕎麦屋さん、

昼はスポーツクラブのフロント兼インストラクター、

夜中はスーパーのアルバイトというフリーター生活が続いたのでした。

 

 

イケメンがくれた天国と地獄 

 

インストラクターの世界にドップリと浸かり、

アメリカ進出を夢見ていた頃、私に初めて彼氏ができました。

 

それまでは全くモテない女だった私。

 

その私に、彼氏がぁぁぁ・・・・・

 

しかも私が務めていたスポーツクラブの中で

一番のイケメン!!!!!

 

優しくて、面白くて、風水でみても相性バッチリの彼でした。

 

「あぁぁぁぁ~やっぱり、神様は私を見捨てなかった。ありがと~、ありがとぉぉぉぉ。」

 

それからの私の生活は毎日がバラ色でした。

 

そう、

いつも私の頭上からフラワーシャワーが降ってくる感じに・・・。

 

念願だった一人暮らしも始め、

夢にまで見たゴジラのいないバラ色の生活。

 

そんな生活が2年ほど続いた頃、

私の頭の中には“結婚”という文字がフツフツと湧いてきたのです。

 

そんな私を知ってか、ある日彼が言い放ちました。

 

「俺、結婚なんてしないよ。

千恵と結婚しないんじゃなくて、誰とも結婚しない。

家に帰って、奥さんと子供が待ってるなんてうんざりなんだ」

と・・・。

 

「えっ、えっ、えぇぇぇぇーーーー!!!

今、なんて言いました???

もしかして結婚なんてしないって言いましたぁぁぁぁ????」

 

 

そう、私は

富士急ハイランドのド・ドンパに乗った直後に

プロレス技のドラゴン・スクリューをかけられ

ナガシマスパーランドのフリーフォールで真っ逆さまに突き落とされたのです。

「そうですか、そうですか・・・」

 

ヨロヨロになった私は、

一人で生きていく決心をしました。

 

そして必死の猛勉強の末、色彩講師の資格を取得し、

インストラクターだけでなくカラーコーディネーターとしても仕事をし始めたのでした。

 

次回に続く

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